11月15日に、広島の某所にて、中国文芸研究会と九州アナキズム研究会の合同研究会が開催されました。

森元斎氏による「払いのけつつ、取り入れる「村」について」というタイトルで発表がなされました。谷川雁石牟礼道子における「村」や「原点」に焦点が絞られて、「水銀以前の水俣」にかんする議論とともに、氏の専門でもあるホワイトヘッドの「抱握」概念を手がかりに両者の思考を読み解くとてもスリリングな発表でした。

払いのけるべき「村」と、取り入れるべき「村」にいくつも話題はつきず、議論が活発に行われました。

次回は、福岡は博多区某所にて、年末に初期マルクスの文献の読書会を行う予定です。