10月11日、西南学院大学にて、柿木氏の『ベンヤミンの言語哲学ーー翻訳としての言語、想起からの歴史』(平凡社)合評会に九州アナキズム研究会から参加しました。中国文芸研究会からの参加もあり、喧々諤々の議論に展開。ベンヤミンの極めて射程の広い言語観から歴史哲学まで縦横に話が盛り上がりました。

12日は博多区某所にて、裏合評会と題して、九州アナキズム研究会、中国文芸研究会の面々でこの本を題材にベンヤミンのアクチュアリティに焦点を絞りつつ、ご本人をお招きして、前日に議論したかった話等、話題つきること無く、有名な「政治の美学化」や「アレゴリー」などの観点から、現在の諸々の悪しき状況を照らし出す手がかりにもなりうる議論にも発展し、ベンヤミンの射程の広さを再確認。次回は、博多から広島へと場所を移して、研究会を行う予定の企画も持ち上がりました。

また近々、栗原康さんもお迎えして、『シュトルム・ウンド・ドランクッ』の上映会とトークイベントを行う予定です。また詳細が決まりましたら、こちらにアップできたらと思います。