九州アナキズム研究会、呉中国文芸研究会からも以下のイベントにチョッケツ。

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各 位

<言語の可能性を生涯にわたり問い続けたヴァルター・ベンヤミン。その思考は晩年、
歴史を語る言葉の探究として展開していった。言語哲学から歴史哲学へわたる歩みを
「他者に応答する言葉の可能性の解放」という一貫したモチーフで描いた刺激的な
ベンヤミン論を上梓されたばかりの柿木伸之氏をお迎えして合評会を開催します。
「翻訳」と「想起」から言語の可能性を切り開く、ベンヤミン思想の核心に迫ります。>

日  時:2014年10月11日(土)14:00~ ※終了後、懇親会を予定
会  場:西南学院大学 学術研究所 大会議室
対  象:教職員、学生、一般市民
     ※無料、事前申込不要
発  表:柿木伸之(広島市立大学国際学部准教授)
     (コメント)森田 團(西南学院大学国際文化学部准教授)ほか
テキスト:柿木伸之『ベンヤミンの言語哲学 ─ 翻訳としての言語、想起からの歴史』(平凡社、2014年)
     森田 團『ベンヤミン―媒質の哲学』(水声社、2011年)

主  催:西南学院大学 学内GP「ことばの力養成講座」
問合せ:田村元彦(法)mtamura@seinan-gu.ac.jp

発表者:柿木伸之 (カキギ ノブユキ)
1970年鹿児島市生まれ。
上智大学文学部哲学科助手等を経て、広島市立大学国際学部准教授。専門領域は、
ヴァルター・ベンヤミンの思想を中心とする近・現代ドイツの哲学および美学。
広島市立大学国際学部では、「共生の哲学」をはじめとする思想関係の講義を担当。
ヒロシマ平和映画祭実行委員会委員、ひろしまオペラ・音楽推進委員会委員、シャリバリ
地下大学学生。

著書)
共生を哲学する―他者と共に生きるために』(ひろしま女性学研究所、2010年)
編著)
『アメリカ、オキナワ、ヒロシマ―新たな戦争を越えるために』(同上、2010年)
『広島の現在と〈抵抗としての文化〉―政治、芸術、大衆文化』(同上、2011年)
共訳)
クリストフ・メンケ『芸術の至高性―アドルノデリダによる美的経験』(御茶の水書房、2010年)
Th.W.アドルノ『自律への教育』(中央公論新社、2011年)

7月29日、博多区某所にて、秋山清『ニヒルとテロル』(平凡社ライブラリー)の読書会を広島・呉の中国文芸研究会との共催で行いました。暑い中、喧々諤々と数時間に渡り議論を行い、有意義な場がもたれたかと。近々、柿木伸之『ベンヤミンの言語哲学』(平凡社)の読解も行いつつ、交流の場を設ける画策も浮かびつつ。もちろん、以前から企画していた『大杉栄伝』(夜光社)をものされた栗原康氏来福イベントも画策中。

4月4日に博多区某所で、栗原康『大杉栄伝 永遠のアナキズム』(夜光社)の五章「気分の労働運動」、六章「アナキストの本気」を読解しました。これで本書の読書会は終了致します。予定ですが、八月か、九月にはご本人をお呼びして何かイベントが出来ればと考えています。

次回は、金子文子鈴木裕子編)『わたしはわたし自身を生きる 手記・調書・歌・年譜』(梨の木舎)などを手がかりに、金子の生きたアナキズムについて検討を加えようと思います。

3月16日に某所で学習会を行いました。前回に引き続き栗原康『大杉栄伝 永遠のアナキズム』夜行社を読解しています。今回は三章「ストライキの哲学」、四章「絶対遊戯の心」を読んで行きました。次回は五章「気分の労働運動」、六章「アナキストの本気」を四月に読み、読了する予定です。

また次回以降、金子文子やデビット・グレーバーをはじめ、谷川雁森崎和江など幅広い分野での文献を読んでいくことも予定しています。

九州アナキズム研究会発足しました

九州アナキズム研究会発足しました。

インフォーマルな学習会報告、公開の研究会等のお知らせをいたします。

第一回は、2014年1月4日博多区某所にて、バクーニンシュティルナーなどの思想についての概要を学習しました。

第二回は、2014年2月25日博多区某所にて、栗原康『大杉栄伝 永遠のアナキズム』夜光社、2013年の一章「蜂起の思想」、二章「アナキズム小児病」の学習会を行いました。

次回は三月に同前書の三章「ストライキの思想」、四章「絶対遊戯の心」を取り扱う予定です。